遅刻の心理
Aさんはあるフラワーアレンジメントの一日講習会に誘われたのだが、行きたくはない。乗り換えの駅に早めに着いたので、喫茶店に入って時間をつぶそうと思いついて入れば、友人がいるではないか。時間調整にはうってつけの相手が見つかったと思い、いろいろな話をしているうちに電車の発車時刻はとっくに過ぎ、遅刻するはめに。これこそが無意識がなせるといえるだろう。第三者が考えれば、行かなければいい、となるが、どんな人にも社会とのつながりがあることはいうまでもない。公と個との板挟みの中で人は暮らしているのだ。参加しないと、何か言われるのではないかという勝手な思い込みが、人をして遅刻という行動化へと導くのだ。
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