座右の銘
人は、何かを考えているときや、行動しているとき、あるいは、人に接するときに、自分の持っている座右の銘を基本にしながら対処している。
もちろんその言葉は無意識的なのだが、一つの言葉によって考え、行動し、接している。
「善は急げ」が座右の銘、という人は、いつも積極的に行動している。
「石橋をたたいて渡る」ことを信条にしている人は、どこかおっとりしている、といった具合である。
座右の銘が、無意識的にその人のすべてを牛耳っているといえるのである。
そうした言葉はいつごろから立て始めたのであろうか。
それは、生まれ育った環境、親、教師などの影響が無いとは言えない。
普段、大人たちは、どのような言葉をつぶやいているのだろうか。
そして、どのように伝承されているのだろうか。