寛ぐ
現在、日本は連休真最中である。休みの日は「寛ぐ」のが原則である。自分のしたいことをするのも「寛ぎ」、休養をとること、スローライフを楽しむのも寛ぎである。こうしたとき、家で寛いでいる子どもたちの姿を見て、親御さんは、つい何か言いたくなるのではないだろうか。新学期が始まったばかり、夏休みを前にして、などという思いが親御さんの心に去来する。そうした気持ちもわからないではないが、子どもにとっても、大人にとっても、休日は休日。彼らには自由にさせてあげることで、休み明けには再び、学校や会社に出ていくのである。オンとオフの切り替えをさせることで、子どもたちは将来、寛ぐときには寛ぎ、やるときにはやる、と切り替えられるようになるのである。