意味づける
私たちは身の回りで起きることを、そのまま受けとることなく、何かの意味を付与して受けとっている。歩行中、突然頭の上に木の枝が落ちたとする。それを友人に語れば、「日頃の行いが悪いからだ・・・」などと言われてしまうことを百も承知なので、努めて言わないように心がけている。その一方で、さっき乗った電車で席を譲らなかった罰が当たったのかもしれない、とか、これは何かの警告に違いないなどと受けとり、いろいろな想像を巡らしている自分がいたりもする。ただ単に「木の枝が頭に当たった」と受けとることはないのだ。
そう考えてしまう根拠は何なのだろうか。もっとシンプルに考えることはできないのだろうか。シンプルな世界が実現してしまったら、きっと味気のない世界に住むことになるかも知れないという不安が、人間の想像力を豊かにしているのかも知れない。
竹田精神科学研究所は、このたび、JR高崎線熊谷駅北口前にセラピー・ルーム兼、心理学教室を開設いたしました。熊谷駅北口徒歩一分のビルの2階・3階です。電車を利用される方や駅周辺の方々にとって至便の場所です。セラピーを受けたいと考えておられる方は是非、ご相談にお越しください。また、9月・10月には新たに「インテグレーター養成講座」も開講いたします。こちらの方にも奮ってご参加ください。
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