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2016年2月 5日 (金)

人間は音に敏感である。大きな音に驚き、甲高い声に違和感を覚えることもあるだろう。ヒトラーは集会に先だって不快な低音を会場に満たしておき、自分が現れたときに音をとめて、自分の出現を心地よく感じさせていたという。反対に、無音もまた人を不安にさせる。ひとりぽつんとこの世にいて、誰とも会話しない寂しさはたとえようもない。人は人と話を交わすことで、自分の存在を確かめている。子どもが「お母さんは優しいね」と言うとき、子どもは母に何を語っているのだろうか。

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