基準
誰かに贈り物をするとき、その好みや味覚はいったい誰の基準だろうか。相手の味覚、店員の薦め・・誰もが考える基準はすべて表面的なものにすぎない。相手が喜んでくれるかどうか、相手の好みで選んでいるかのようにみえて、それが事実かどうかはわからないのである。もしかすると相手の好みが変わったかもしれないのだ。どんなに想像をたくましくしてもそれらを理解することはできないのだ。それでも一人納得したかのように決めて贈ったりしている。贈り物の選択基準とはいったいどこにあるのだろうか。それだけではなく、「美」の基準、配偶者選択の基準・・・それらの起源はいったいどこで学んだものなのだろうか。
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