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2018年3月13日 (火)

ちょっと嬉しい

人が「ちょっと嬉しい」と言うときの「ちょっと」とはどのくらいの量なのか。ちょっとどころか、「とても」の意味で使っているはずである。なぜ少なめに言うのか。謙遜・・相手への思い遣り・・ではなく、あまりの嬉しさに圧倒されてしまうことへの恐れがあるからだ。外界からやってくる嬉しさに飲み込まれて自分がなくなってしまうことへの恐怖心が、防衛機制を働かせてしまい、ちょっとにしておくためなのである。ちょっと悔しいも同様だ。悔しい感情に押し潰されてしまう恐れからたいしたことではなかった、と自分で言葉を置き換えているのである。そうすることで、自我の崩壊から身を守ることができるのである。しかし、それを続けていくと、「本当に嬉しいこと」に出会えなくなる危険性をもはらんでいるのである。

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