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2019年1月11日 (金)

「見る」と「見出す」

書店の本棚には膨大な数の書籍が並んでいる。店先で私たちはその景観を見るだけである。ところが書棚の前に立った瞬間、ある背表紙の文字だけが目に飛び込んでくる。目を通さなくても、その本にだけ目がとまるのである。それを見出した瞬間である。本であれ、雑踏の中であれ、人間は自分に興味のあるモノや人だけを見出す構造になっている。犬に関心のある人は、犬の本や散歩中の犬の姿が目にとまるのである。それは自分自身を見出したということである。私が私自身を見出したということだ。人が好きとか、人に関心があるとは、私が私を好きになることである。その起源は両親との関係にまでさかのぼることは言うまでもないことだが。

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