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「水は方円の器に従う」といわれるように、器は水を一ミリの隙間もなく受け入れる。別の器に移し変えればその器に従って平然としている。その表面は安定し、何事もなかったかのようである。それと同じように、人の話をそのまま聞いてくれたら、どれだけ癒されることだろう。それでいて聞き手は泰然自若としていたら、の話である。器は水の直径より大きいにもかかわらず器はそのことを誇らない。器が大きいとはこのことをいうのだろう。相手の話についていけるとは、器が大きいと言い換えることができるだろう。
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