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私たちはいつもほんとうの自分と出会い損ねている。あるときは慈悲深い皇帝であり、ある時は奴隷。あるときには天使、別のときは冷酷な支配者…。ほんとうの自分とはいったいだれなのか。そのどれもが自分と受けとめればよいのだが、何かがその力を邪魔している。その何かもまた自分だ。その力こそプライドと呼ばれるものである。自分を知るとは、それを捨てることである。プライドを捨て去った時、ほんとうの自分と出会えるのである。