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人が何かを誰かに語るとき、意見を求めていないことが多い。たとえ、あなたはどうおもう?と問いかけられたとしてもである。「雨の日が続くね」と言葉をかけたときに、「梅雨ですから当然」という返事を求めてはいない。その場合、そうね、という返事では、聞く側が素っ気ないように思われると考えて、ちょっとしたことを返すのだ。口火を切った側はただ単に共感して欲しいだけであることに気づくことはないかもしれない。