共通
人と人とが会話が通じるのは、互いに同じ経験をしているときである。どこかのハンバーグが美味しかったと人が言うとき、同じ味を味わった経験があるときは、そうそう!と共感できるだろう。ところが同じ店を知っていることや、同じメニューを食べたということは少ないものである。ほとんどの場合、それほど美味しかったのだ、と返事を返すことがほとんどではないか。もし、同じメニューを食べたとしても、そのときの体調、空腹具合など十人十色ではないか。ではどうやって同じ感情を共有しているかと言えば、それは言葉という共通の道具を使うことでしかできないのである。だからこそ相手の言葉を尊重してあげることが大事なのである。