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暇にかこつけて、庭石の黒ずみを削ぎ落としてみた。高圧洗浄機はコンクリートまで破壊するというので、見向きもせず、ただひたすらたわしでゴシゴシ。新品とはいかないものの、黒い部分は目立たなくなった。表面が乾くと、何かがおかしい。風情がなくなってしまったのだ。ここまで黒くなるのにどれだけの月日を要したことか。それを暇潰しのせいでなくしてしまった。ものにはすべて歴史と意味と風情があるのかもしれない。