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同じ音を聞いても、受け取り形は千差万別である。雷の音を聞いて身が縮む思いをする人がいる一方で、稲妻に向けてカメラを構える人もいるだろう。同じとらえかたなどないのだ。同一の人でも近くに雷が落ちれば逃げる人に大変身するだろう。とらえかたはその時、その場で変転極まりないものなのである。