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歌を聞いているとき、私たちは過去にいる。歌を作り出すことができない以上、過去を歌い、過去に触れ、過去の思い出にひたっている。生意気、人嫌い、落ち込み、失恋したり、情けなくもいじらしい自分がいたりする。そのときは必死だったのだ。