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秋が深まっている。毎日少しずつ気温は下がっているのに、寒さは突然やってくるように感じられる。それが馴れである。気温だけでなく、私たちは環境や言葉などにも馴らされている。「あなたは○○だね」など否定的な言葉もいちいち気にしていては心がもたないので、馴れることで傷つくことから逃れている。いくら逃れた積もりでも、溜まった言葉はいつか放出されるだろう。それはどんな時か。