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生きるとは、断つことの連続だ。買う・買わない、行く・行かない・・A案を取ればB案が不満だし、B案を選択すればA案に未練が残る。どちらを選択しても片方に不満は残る、などと悟った風を装っていては何も決まらない。だから片方を切断することが必要だ。その切断機能こそ父である。父が子どもの目の前で片方を断念することを示すのである。子は学んだことではじめて学べるのである。