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私たちはすべてのことを憶えている訳ではない。日々の生活のなかで起きたことの幾つかのことしか憶えてはいない。すなわちほとんどのことを忘れているのだ。人のことをとやかく言う資格はない。もしすべてのことを憶えていたらきっと頭のなかがごちゃごちゃになってしまうだろう。記憶喪失でよかったというほかはない。記憶にございません、ということは無意識的にはあり得るとフロイトは述べている。