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モノを選ぶとき私たちは何を優先しているのだろうか。たった一つの果物を選ぶときにも、山のように積み重ねられた果物のなかから一つのモノを選び出すとき何を見ているのだろうか。それが文字だ。果物の上に文字が?などとあなどってはいけません。人間は他のそれと比べて新鮮、とか、重そう、とかの感覚を文字に変換してそれを読んだ後に選択しているのだ。それに加えて生産地、値段などの文字がどんどん加わってたいへんなことになっているのだ。人間は文字を優先させる複雑な処理をいとも簡単にしているのである。