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ある高名な作曲家のエッセイのなかで、老人に電車のなかで席を譲ったと作文に書いたところ新聞に採用されたと書いてあった。それは嘘なのだが、それ以降文筆家てしても活躍しているという。このエピソードよりも、文章をいつも父が添削してくれたという方が彼にとって重要だったのである。