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時間は不思議。時計の針が私に指示してくる。「出かける時間だよ!」とか、「あと5分待て!」と。相手は機械、こちらは人間。機械に私たちが操られている。なぜ機械に指示されなくてはならないのだ、と思った途端に、それを決めたのは他ならぬ自分であることに気づく。機械のせいにしているが実は自分で自分に指示しているのだ。ああ、私はいったい誰なのか。