タイミング
鶯の声を録音した。タイミングが難しい。朗々とした響きの背後で、通過するローカル電車の通過音や橋の上の暴走バイクの音が入ってしまう。それ以外にもや風の音などが四六時中流れている。それらが止むのを息を殺して待ち続ける。部屋に戻ってチェックすると、録音されていた音の中で最大のものは足音だった。自分のせいだ。バイクのせいにして自分を顧みていなかった。
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鶯の声を録音した。タイミングが難しい。朗々とした響きの背後で、通過するローカル電車の通過音や橋の上の暴走バイクの音が入ってしまう。それ以外にもや風の音などが四六時中流れている。それらが止むのを息を殺して待ち続ける。部屋に戻ってチェックすると、録音されていた音の中で最大のものは足音だった。自分のせいだ。バイクのせいにして自分を顧みていなかった。
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