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私たちがそのモノに価値を見いだしているとき、その価値は人の心の中にある。よくあることだが、要らなくなったモノを人にあげるときに、相手があまりにも喜んでいるのを眼のあたりにして、急にあげるのが惜しくなってしまうことはないだろうか。それまでこんなものと思っていたモノが輝き出すのである。そのとき相手の人数が多くなればなるだけ価値がグンと高まるのだ。私が価値を決めることの難しさはこんなところにあるのかもしれない。