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絵が壁に掛けてある。部屋の場合、その周囲に机、テレビやカレンダーがあったりする。それらは渾然一体となるように調度品を選択してあるからいつの間にか絵がそれらの一部にまで格下げされている。美術館で見る場合、調度品に妨げられることがない分、絵が私たちに迫ってくる。そのとき絵の情報量の豊かさに驚かされることになるのである。