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ご飯を炊くとき、お米の量は正確に計測し、お釜の内側に刻印されている線にピッタリになるまで水を浸す。水を一滴一滴加えながらの作業は工学系出身者ではなくても厳密にしていた。そうしなければご飯は炊けないと思いこんでいたからである。あるときからこれはいい加減でもよいことに気がついた。ご飯や料理はいい加減がよい加減なのかもしれない。しかし仕事はきっちりしよう。