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自然のなかにしばらく身を置いても、やはり音に囲まれていることに気づく。友人は毎年秋になると、わが別荘では…と手紙を送ってくるのでそのことが分かる。鳥や松韻といった、(松風のことをこう言うのですと、これも友人から教わった)人間には作り出せない音の連続であるらしい。まったくの無音というのはこの世にはないのかもしれない。