« 想い出 | トップページ | 入手 »
文鳥を見せられたときの驚きはたとえようもなかった。ハッと息をのむ、とはこんなことを言うのかと思った。しかもその生き物が動きながら、自らの白さを誇っているようにも見えた。文鳥は毎日の水浴びは欠かせないという。虫除けをしているのか、白さに磨きをかけているのか、パールの色でもなく、絵の具の白さでもないその鳥は私たちに白の雄弁さを見せつけているかのようであった。そんな驚きの心を失わないようにしたいものである。