通じる・通じない
話が通じるとはいったいどんな内容なのだろうか。それは事務連絡の場合である。ホットコーヒーくださいとかを店員に言うときだけである。しかし、感情や気分、考えなどを伝えようとすると急に困難が生じる。予防接種の注射がどれだけ痛かったか、とか、誰かの一言が私の気分を害した、こんな計画がある、ということに関してはなかなか伝わりにくい。事務連絡には共通の言葉が介在しているのでお客の言葉に従っていればよいのだが、お腹が痛いという場合その真意がなかなか伝わらない。どのようにしたら相手の感情や症状に寄り添うことができるのだろうか。