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私たちが欲しいものは、本当に私たちが欲しがっているものだろうか。どうもそうではない気がする。それは新聞やテレビで宣伝しているものかもしれないし、周囲の人がその名称を口にしていたからかもしれない。それは無意識になっていて、自分で選んだと思い込んでいるようである。そう考えてしまうと、ショッピングセンターの店先でふと手にしたセーターへの願望が失せていくような気がしてくる。それはそれで少し寂しいような気がしないでもない。