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私たちの耳はすべての音や声を聞いているわけではない。必ずいくつかの音や声を犠牲にしている。もしすべてを聞いていたら頭のなかが音であふれてしまうだろう。耳に選択能力があることの証拠である。だから人はしばしば人の要望や報告を聞き流している。言ったはずなのに聞いてない、約束を忘れているなどと言われてしまうことになる。人は自分に都合の良い音や声だけを聞いているのかもしれない。