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足という身体部位には、走る、蹴る、歩くなどの意味があり、総合すると、「支える」という意味が存在する。足が痛くなるとは、支えがなくなるとか、危うくなるという心の訴えが隠されていることになる。同じように喉、肩、耳の痛みにも意味が隠されている。つまり身体部位から意味を読み取ることができるというのがラカンの理論である。言葉で心の叫びを表出できない場合、私たちは身体の痛みを使って訴えているのだ。その言葉が読み取れたら私たちはもっと幸せになれるに違いない。