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進歩とはさっきの歩みの否定である。否定とは顧みないことである。さっきの歩みは見事だったとか、こうすればよかったなどと振り返ることはしないように。生き方も同様、振り返らないことだ。そうと知りつつ、私たちはつい後ろを振り返ってしまう。それが反省である。そんな反省は意外にも役には立たない。もし数十年間の反省が効を奏していたならば、今の自分はすごい人生を送っているはずだ。しかしそうなっていないのが現実ではないか。どうするか。