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もし満腹になるまで食べたら、満足を通り越して苦痛になってしまう。それを知っていてもやはり満腹になるまで食べたくなってしまう心理が私たちの心にあるに違いない。それはもしかしたら、十分にお乳を与えてくれなかった幼児期の体験かもしれないし、いい加減にするようにと叱責を受けた体験がそうさせるのかもしれない。いずれにしても、残りの二分目が、明日の食欲の種になっていることだけは間違いなさそうである。