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探し物をしているときの目は真剣である。たくさんのモノのなかからたった一つのモノを見つけるとは、人間の目は、いったいどうなっているのか。目が見ているのではない、意識が見ているのである。それも、ノートの山のなかから、ちょっとしたノートの汚れからそれを見つけ出したり、配置が変わっている椅子と椅子の間から見つけ出すこともある。すると探し物はそれ自体というよりも、他のものとの差異がヒントになっているのかも、しれない。