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数字を見ただけでもいろいろな思い出が蘇る。1は成績1番だと思う人もいれば、背番号1の王貞治を思い出したり、巨人軍を連想したりもする。たった一本の線にしか過ぎない棒状のものから野球を思い出すとは、私たちの記憶がはたらいている証である。その記憶が年齢や経験値によってどんどん増えていく。それらの記憶や経験も、まったく同じ人は存在しない。みんな違う。誰かが自分の思い出を語ったら、そっとうなずくだけでいいのかもしれない。その人にとって大切な思い出だから。