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毎日のように語っていることといえば、たわいもないことだ。しかし、そんな話もためていると語りたくなる。聞き手の側にとってはたわいない話だと思うかもしれないが、語り手は喉のところにたまっているものを放出したくて仕方ないのである。そんなたわいない話の中に真実が隠されていることに気がつく人はいない。そうとは知らず、私たちは今日もポロリと真実を語っているのだ。