期待
期待されてうれしく感じる人と、プレッシャーを感じる人とがいるだろう。そのどちらも感じるという人もいるに違いない。前者はどことなく待っている傾向がある。誰か自分を必要てしてくれる人はいないか、と。人間は必要とされて初めて生きている実感を感じる生き物。それがなくなれば寂しいものである。第二番目の人には、自分にできることとできないこととがあるという自覚があるに違いない。第三番目の人に必要なことは、背中を押してくれる人の存在だ。自分一人ではなかなか自信はもてない。それが人間だからである。いずれにしても、私という存在は他者をなんとしても必要なのである。