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高校では年に一度マラソン大会が開催される。抜群に足の速いA君がいたので語りかけた。「最後まで走り切れるか自信がない」と。するとA君はこう言った。「俺もだよ」と。あれほど足の速いA君でさえ自信がないと聞いたとき、みんな感情は一緒なのだと感じた。親しみを感じた。これが友情の始まりだった。