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図書館には誰ひとり閲覧することのない古い本でも必ず一冊は保管されている。そのいずれかのページをめくれば、忘れかけていた記録や記憶、体験などが目の前に繰り広げられるだろう。そこに書かれているのは、その人だけの記憶であり、事実、苦しみ、悲しみにまみれた真実である。誰も否定できるものではない。そんな記憶を私たち誰もが自分の図書館に隠している。