情報
思わせぶりな見出しの文章に誘惑されて何かの記事を読んでしまう。その情報のほとんどは役に立たないか、すでに知っていることばかりだ。情報は街なかだけでなく、スマホの中にまで満ちあふれている。スマホに指が触れた瞬間に情報の洪水が押し寄せてくる。情報を探す時代よりも身をよける時代になった。自分探しするよりも、情報に囲まれているほうが安心かもしれない。ところがカウンセリングにおいてクライエントから提出される情報は、クライエントを理解する重要な手がかりとなる。つまらない話だなどと軽んじてはならない。