« 2023年6月 | トップページ | 2023年8月 »

2023年7月の31件の記事

2023年7月31日 (月)

居場所

朝のカフェ(実はファミレス)では、いつも決まったところに決まった人が席を占めている。その斜め向かいに私が座るので、私にとってもここが定位置だ。違う人が座っていようものならたちまち右往左往するが、すぐに忘れて違う席に着く。ここもいい席だと感じる。住めばみやこ、どこにでも対応する能力が人間には備わっている。自分の部屋でも、家具の位置が少しでも動かされていると気になる。自分の居場所は自分専用にしたいものである。

2023年7月30日 (日)

決心

心を決めるとは何か。心を決めるとは言葉を変えないことだ。私たちが決心したとき、自分ではないなにかが背中を押しているように感じることはないだろうか。それが言葉である。私がそれを決めたのではない。コトバというもう一人の私が背中を押していると考えてよいのだ。私という人間は、言葉によって動かされているようにも思えてしまうのだ。決心するためには、もう一つの力が必要だ。それは何か。

2023年7月29日 (土)

意志

意志を持て!とどれだけ言われてきただろうか。そして、「ハイ!」と半ば言わされてきたことだろうか。このときの「ハイ!」にどれほどの真実味があるだろうか。「ハイ」は「聞きました」に等しいのかもしれない。たとえ持ったとしてもその無意識には、「持つものか」、という言葉が隠されていたかもしれない。すると、このときの意志は、「持たない!」が本心となる。意志とは語るものではなく、自らが持つと決めることなのだ。

2023年7月28日 (金)

命令

駅前で二人の男が言い争いの最中だ。きっかけは明らかではない。ケンカを売った方がこう言う。「警察を呼ぶぞ!」。相手が言い返す。「呼んで来い!」。その瞬間売った方の足が右往左往し始めた。何が起こったのか。ケンカの主導権を握る側が、こともあろうに弱い相手に従わされることになったからだ。「命令する気か!」と怒鳴れば、「呼ぶと言ったのはあなただ」、と言い返されてしまう。呼ばなければ自分の意志を撤回することになる。右往左往の原因だ。売られた方の勝ちであった。われわれもどれだけ命令に従わされてきたことだろうか。そろそろ自分の意志を貫き通してもよいころになってきたのではないか。

2023年7月27日 (木)

年輪

木の年輪をつぶさに観察すると、年輪の幅に大小がある。幅のつまっているのは冬。広いのが夏だ。夏の重なりの幅にも大小がある。猛暑のときと、冷夏のときとだ。目の前にある年輪は30年経っている。年輪は揺るぎなく木材を形作っている。私のなかの年輪にも大小の幅があったに違いない。遠い昔の話である。

2023年7月26日 (水)

変身

人間には変身願望が存在する。スーパーマンになったり、超人になったり、人をたじろがせる人になったり…しかしそれが叶うことはない。せめて服でも替えようかと思っている。昆虫世界は蝶のように大変身をとげられるのに、人間にはそれができないのか。私のなかにしまい込まれている蝶のような翅は一体どこにあるのか。

2023年7月25日 (火)

そんなものはない

私が「心配だ」とつぶやいたとき、「そんなものはない!」と言ってくれたから、今生きていられる。世の中すべてが五分五分。うまく行くか行かないか、幸せになれるか・なれないか…お化けがいるか・いないか…すべてのことに、それはない!と言ってくれたから、夜も怖くないのだ。その一方で、お化けも見たい心理も存在するのかもしれない。

2023年7月24日 (月)

行列

行列のできる店、などと喧伝されることがある。行列してゲットしたから美味いのか、最初から美味なのか、味覚は人それぞれだから何とも言えない。並んで買った、というスイーツもスイーツには違いがない。買ってきた本人ほどの感動がないのはなぜなのだろう。きっと並びながらの想像力が強くはたらいた結果かもしれない。

2023年7月23日 (日)

楽しみ方

夏祭の季節だ。笛太鼓の音だけで心躍る人もいるだろう。氏子の裃を着てその時を待つのも一興だ。祭そのものよりも夜店が子供たちには人気である。「祭」の文字の周辺にはいろいろな楽しみの文字が付着している。その思い出も付着した文字の一つに違いない。

2023年7月22日 (土)

熱中症

熱中症にかかる人が高齢者に多いのは、水分をこまめに摂る習慣がないためだ。スポーツの最中に水を飲むと死ぬという誤った伝説があった。今は飲まないと死ぬ、に変わった。さらに、暑さ寒さに鈍感になっているせいもある。暑さに強いのではなく、鈍くなったためだ。常に感受性を高めておくためにも、何事にも感動することから始めよう。

2023年7月21日 (金)

道端に薪が転がっている。それにひとたび炎というきっかけが与えられれば、たちどころに大きな焔となって人を暖めたり、煮炊きの重要な働きをつとめることになるのだ。私は薪。どんな炎の一振りが、私をただの棒切れから燃え上がらせる大きな存在にまで舞い上がらせることになるのだろうか。

2023年7月20日 (木)

功績

こんな私にも少しは功績があったのだ。例えばマラソン大会で賞状をもらったとか…それが何の役にも立たないことを知るのは大人になってからである。だれにもそうした功績の一つや二つあるだろう。私にとって役には立たないと知ったからこそ、人さまの話を楽しく聞けるようになったのかもしれない。

2023年7月19日 (水)

解釈

言葉の解釈には決まりがない。とくに外国文学の翻訳の仕方によって、人間心理の機微の伝わり方が異なる。「ひとことが気になる」よりも、「癪にさわる言い方だ」という表現のほうがピッタリくるということもある。そうなると、何種類もの翻訳本を比べながら読む人の心理もわかる気がする。

2023年7月18日 (火)

受取り方

同じ言葉を人にかけてもその受取り方はさまざまだ。親切のつもりでかけた言葉が相手の心証を害してしまうこともあるだろう。お荷物お持ちしましょうの言葉は気安く言ってはならない。反対に、ありがとうの一言がコミュニケーションをスムースにしたりもする。どんな言葉をかければよいかの方法は教えてはくれない。だから社会に出たときにつまづくのかもしれない。そうしたら、そこで学び直せばよいのだ。社会は学習の場でもある。

2023年7月17日 (月)

引かない

あれを我慢し、これをやめよう、などと人は考えるが、なかなか実行できない。酒やタバコもなかなかやめられるものではないと聞く。断酒会や禁煙の集まりに参加しても周囲がやめる決意でいるから、その時だけになってしまうという。食べるのを減らしても、数日後にその分おなかが空いてくる。急にやめないで済む方法はないものだろうか。

2023年7月16日 (日)

足さない

今から新しいことを始めるには勇気がいる。フランス語にチャレンジする、筋トレに励む…なかなか踏み出すことは容易ではない。踏み出すための目的がないからだ。目的のことを牽引力というが、それが見つからないのだ。見つけるにはどうすればよいのか。

2023年7月15日 (土)

変えない

人から「元気出して!」などと言われたことはないだろうか。それで元気が出たという話を聞いたためしはない。言われた方は、「元気が湧いてきました!」とか、「ハイ!」と言いがちである。そう返事をしないとこの先何を言われるかわからないから、その場での言いのがれとしていっているように聞こえる。ではどうしたら本物の元気が出せるのだろうか。

2023年7月14日 (金)

迷う

人に連れていってもらった道は覚えられない。自分であっちにぶつかりこっちにぶつかりしながら歩いた道は、記憶に残る。などと言いながら彷徨するのも一興だ。あちこちさまよい歩きながら街と仲良くなろう。

2023年7月13日 (木)

想像は当たらない

人の想像が当たったためしはない。誰かが遅刻したとき、事故に遭ったのではないか、トラブルに巻き込まれたのではないか…想像が想像を呼び、やがて妄想にまで発展して、高齢者だから、とか、逆走したかも…とまらなくなる。やがて本人が現れて一言つぶやく。寝坊して…と。やっぱり想像は当たらない。

2023年7月12日 (水)

思い込み

人は思い込みのなかで暮らしている。鳥のさえずりは縄張りの主張に過ぎなくても、われわれの耳にはのどかに聞こえる。人から睨まれて不快に感じても、思い込みの場合が多い。笑われた、叱られた…すべて思い込みだ。叱られたと感じた場合どのように受け止めれば傷つかずに済むだろうか。

2023年7月11日 (火)

スケジュール

自分でたてたスケジュール通りに行ったためしなどないのではないか。ほとんどの場合、3割くらいの確率でいっているにすぎない。打率3割だ。その点JRはすごい。私たちのスケジュールもJR並みに実行できたらどうなるだろう。楽しいかそうでないか、どっちだ。

2023年7月10日 (月)

賛成

全会一致というのは現実的にあるうるのか。みんなでお茶を飲みに行こうといっても全員が賛成しているはずがない。たいていは、しぶしぶか、行かないとどうなるかわからない不安にかられるからか、それとも、そんな感情さえも失っているから賛成しているのかもしれない。

2023年7月 9日 (日)

決める

「今日は休む」と決めれば、体は休みモードに入る。いったん「出社する」と決めれば体は出社モードに大変身する。自分の決めたことがしばしば揺らぐのはどうしてなのだろう。私の決めたことに誰かが賛成してくれたことはあったのだろうか。

2023年7月 8日 (土)

孤独

タレントがつぶやく。「さっきまで何万人ものファンの前で歌を歌っていたはずの自分が今一人マンションの洗濯機の前で洗濯物の回転する様子を見ている。自分が何者なのか分からなくなる」と。彼らはそのギャップに辛さを感じるのだ。私たちも、あるときは部下であり、またあるときは上司、家では父を演じたり夫を演じたりしている。うまく演じるにはどうすればよいのか。

2023年7月 7日 (金)

人は鎧で自分の身を守っている。鎧とは役職・名誉・地位・肩書のこと。それがないと殻を脱ぎ捨てたヤドカリのようになってしまうかもしれない。反対に、人を見るときも最初に目に映るのも鎧。その人自身に触れたい。触れた瞬間、その人の中に自分を見ることになるかもしれない。

2023年7月 6日 (木)

知っていることと出来ること

あることについて知っていても出来ないことはあるものだ。褒めなければ子供の心は育たないと知っていても実際に子供を褒めるのは難しいのではないか。仕事に頑張らなくてはいけないと思っていても頑張ることはなかなか難しい。知っていることと出来ることとの間にあるのはいったい何か。その空隙を埋めるには何が必要なのだろうか。

2023年7月 5日 (水)

ノミュニケーション?

お酒の付き合いが人間関係を良くする…本当だろうか。相談事のなかには、宴席に誘われるのが嫌、という悩みごとも多く寄せられる。誘いを断る人のほうがおかしいと周囲から非難されると訴える。多勢に無勢…どうすればよいのか。

2023年7月 4日 (火)

セット

ものごとはすべて何かとセットになっている。モノを買えばふところが淋しくなり、出掛ければ疲れ、出掛けなければつまらない。人と会話すれば劣等感にさいなまれ、会わないと淋しい。考えないようにしようと思えば、ものごとは進まない。どうすればよいのか。

2023年7月 3日 (月)

まぼろし

私たちはまぼろしの中で生きている。体の仕組みがそうだ。心臓、胃腸、肝臓、腎臓すべて備わっているのは知っている。しかし見たことはない。きっとゴロゴロと不思議な動きをしているのだと想像している。あえて見る必要もない。同様に銀盤上のスターの現実も見たい心理と、見たくない心理の狭間に私たちはいる。永遠のスターのままで私たちの頭の中で生き続けてほしい。

2023年7月 2日 (日)

慰める

相手を慰めるつもりで言った言葉が、かえって相手の心を傷つけてしまったり、反対に、さり気なく言った言葉で人を笑顔にすることもある。そもそも慰めてあげようという態度がいけないのかもしれない。どんな言葉が相手をニコヤカにするのか。そんな疑問にラカン理論は答えてくれる。

2023年7月 1日 (土)

天気

ありのままに受け入れられないものの一つに天気がある。晴れれば暑いし、雨も嫌、曇り空はもっと嫌…。雪が降り出すと胸が熱くなるスキー愛好家を寒がりは決して受け入れることはできないだろう。自然現象なのだとあっさり受け入れることが一番の解決策なのだ。

« 2023年6月 | トップページ | 2023年8月 »

2024年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
フォト
無料ブログはココログ