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人と語り合うと、相手も同じことで悩んでいると気づくことがある。そのとき起こる感情は、自分だけが悩んでいるのではないというものである。他人は悠々となにごともなく日々を過ごしていると思いがちである。悩みのない人はいないと知っていても、見た目で他人は安泰に暮らしていると感じてしまう。相手から、「私もですよ」と言われたときの安堵感は例えようもない。そんなことでクヨクヨするなと言われるのとは大違いである。そんな友が一人いればよいのだ。