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机上にペン立てが起立している。身じろぎ一つせずに立ち尽くしている。いつでもお申し付けくださいといった風情の忠実な召使いみたいである。しょっちゅう申し付ける用事など我が家に存在するわけはないのだが、いつでもお役に立ちますよという言葉がその上に張り付いているようである。こんな小さなモノの一つ一つが人生の伴侶になっているのであろう。