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言葉には、そのものズバリを指す言葉と、例えで示す言葉とがある。「器」と言うとき、食器の「器」そのものを指すときと、例えとして言うときがあるように。「器が大きい」とか、「大器晩成の相がある」などと言えば、例えである。そんな実態のないものを指し示す言葉をたくさん知っていることを「言葉が豊かだ」などというのだ。こちらも例えである。