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名称に私たちはしばしば惑わされる。その一方で楽しんでもいる。フェラーリの名前を聞いて、四つの車輪がついた車、と言ってしまえば話はそこで終わりだ。イタリア製の名車、と言えば、人も羨む憧れのクルマに早変わりしてしまう。私たちはモノそれ自体ではなく、名称に酔いしれているのだ。