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まろやかな味、まろやかな語り口、などと私たちは「感じ」を表現する。どこがまろやかなのか、何となく分かり合ったつもりで頷き合っている。しかし、そうした表現を用いることでしか、自分の「感じ」を言えないのである。目に見えないものを表現するのは骨が折れる。