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理論が私を支えている、と言う人と、そんなものはなくても生きていける、こんな二つの考え方がある。私も後者の考えを支持していた。理屈をこねくりまわす人を、どこか人生を部屋の片隅から拗ねた目で見ているように思えた。しかしここに来て、「人間の会話はすべて誤解である」というラカンの言葉に衝撃を受けた。自分のことなど誰も理解されないと感じていたときだ。一つの言葉が与える影響、それはその人によっても異なる。みなさんはどんな言葉に救われたのだろうか。