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2024年3月の31件の記事

2024年3月31日 (日)

満ち足りる

心が通じ合うとき、言葉はいらない。レストランで老夫婦が向き合ってスプーンとフォークを口に運んでいる。通じ合っているのか、話すことが尽きたのか。別の席では3人の語りが止まらない。どちらも通じ合っているように見えなくもない。

2024年3月30日 (土)

排除

飲み会に自分だけが誘われない、部屋に入ったら、一斉にみなが話をやめた…勘がはたらかなければよいのに、自動的にはたらいてしまう。ある人は飲み屋を探し回って集合場所を突止めたという。どうでしたか?の質問に、「楽しそうでなかった」と。以外にそんなものなのかもしれない。

2024年3月29日 (金)

未来

未来は自分が決めた通りになる。「こうする」と決めれば実現するのだ。問題は、「こうする」と決めたことが本心からのものではないこと。そこにあるのは世間体や常識が横たわっていて、われわれの行動を狭めてしまうのだ。「本当にそのことをしたい」と感じたとき、人間の身体はどう反応するだろうか。

2024年3月28日 (木)

関連づける

私たちは身の回りで起きたことを何かに関連づけて考える習慣があるようだ。雨が降れば、汝出かけてはならない、というメッセージかなと受け取り、電車に乗り遅れることが続くと、占い師が、あなたは運気が落ちている、の御告げ通りだ、といった具合である。本当にその通りなのか、それともただの偶然なのか…。すべては自分の自分自身への宣告である。

2024年3月27日 (水)

摂り入れ

レストランで母と幼い子が向かい合ってランチをしている。子どもがスプーンですくったアイスクリームを母の口に差し出してあ~んしろと言っている。子どもは母親を摂り入れている。将来自分で産んだ子どもにあ~んしてあげることだろう。

2024年3月26日 (火)

居心地

居心地の良い場所、それは寝床の中かもしれない。全面東向き日当たり良好のアパートに住んだことがある。イメージは良いが、朝日で寝ていられなかった経験がある。家相では、東も西も窓がない、あっても小さい方が良いとある。住んでみないとわからない。一日のうちでもっとも長く過ごす場所が寝室だからと学んだ。

2024年3月25日 (月)

予測

桜の開花予報が二転三転するころだ。天気予報士でさえ的中したのは10年間で1回だけだと言っている。私たちの未来も予測不能かというと、もうすでに決まっているという。誰が決めたかというと無意識。ただし、決められていることを意識できない。無意識と呼ぶゆえんはここにある。今の暮らしも、未来の姿も全部が無意識の仕業だという。私はもう一人の他者。もう一人の私が私を支配しているのだ。

2024年3月24日 (日)

選ぶ

紳士服店にはフォーマル・スーツがズラリと並んでいる。どれもこれも同じようで、ぜんぶ黒一色、形も似たようなもの…などとなめてはいけない。いざ選ぶとなると悩む。見るのと選ぶのとでは天と地の開きがある。

2024年3月23日 (土)

人のモノが欲しい

幼い兄弟が並んでイスに座っている。兄がジュースを飲んでいる。妹が自分にも飲ませろと泣いている。兄は手放さない。妹の気持ちはこうだ。兄の顔を見ると、よほど美味しいに違いない。私の口にも入るべきだ。兄の気持ちはこうだ。それほど切望するからには美味しいに違いない。こうして味そのものより、表情や声で美味しさを感じているのだ。味とはいったい何者なのか。

2024年3月22日 (金)

咲く

人生は変わるときには変わり、花も咲くときには咲くのだ。それは突然咲き出す。急激である。お腹の中にいた赤ちゃんが突然この世に姿を現すのに似て、人生もまったく異なったものに変わるのだ。今日の私はどう変わるのか、明日の私はどう変わるのか。

2024年3月21日 (木)

春分

昼と夜の時間が等しい日、それが春分の日だ。私たちの考えも、する・しないで拮抗している。どちらか一方がほんの少し多くなって前に進むのだ。この日を境に進む速度が増すに違いない。

2024年3月20日 (水)

肯定

「肯」の字は首を縦に振る意と辞書にはある。それでよいと言い、言われたりすることである。社会で肯定されることは少ないのではないか。それどころか、首を横に振られたり、かしげられたり、後ろにのけ反らされたりする毎日だ。ただ縦に振ってくれさえすれば私は幸せを感じるのに。

2024年3月19日 (火)

否定

自分はダメだと思うことが否定。ダメだから変わろうとするのである。そして変わる。また不満が生じる。この繰り返しが人生である。生きるとは不満・満足の連続だ。冬コートでは暑いから春コートに替えるように簡単に変えられれば、人生も少しは楽になるかも知れない。

2024年3月18日 (月)

残像

カルチャーセンターの教室の中を幼い少女が覗き込む。私と目が合う。しばし沈黙。私が少し会釈する。少女も小さく会釈を返す。次の瞬間少女の姿はない。虚空に少女の残像だけが残る。私は夢を見ていたのだろうか。

2024年3月17日 (日)

子どもの成長

子どもの成長を強く感じるのは制服の変化だ。ある日を境に激変する。大人が転職を繰り返すのも成長である。資格があるから、経費をかけたのだからといった常識の壁が成長へ可能性を妨げていることもある。大人も成長しないと老化の一途を辿ることになるだろう。すなわち成長とは変化である。

2024年3月16日 (土)

振れ幅

大仕事だと思っていたことがたいしたことでなかったりする一方で、簡単なことだとたかをくくっていたら、とんでもない事態になっていたりすることもある。そんな大きな振れ幅に対応できるのだと考えればよい。振れ幅のない人生なんてつまらないと思うことにしよう。どうせ一度きりの人生だから。

2024年3月15日 (金)

見える

街行く人がみな幸せそうに見える、と言う人も多い。しかしみなが問題をかかえており、不満や不平、ストレスだらけなのだ。そうしたことを知ってはいてもそう見えないのも事実だ。それらの不満を吐き出すことで心はスッキリするのである。それを目的としてフロイトは精神分析を創始したのである。

2024年3月14日 (木)

行列

日本人は行列を作る礼儀正しい民族だ。行列ができていると人気店のように見える。前日も隣のラーメン屋の店先に長い行列ができていた。入ったことはないが、2〜3日で行列はなくなり、皆スムースに店内に入っていけるようになった。行列を尻目に優先的に店内に案内されたらきっと気持ちがよいに違いない。子ども優先だった時代ははるか昔の話である。そんな時代はもう来ないのか。

2024年3月13日 (水)

知と知識

知識はたとえば英単語をどれだけ記憶しているかということ。知は判断力・決断力・行動力を指す。英単語をたくさん知っている方が頭が良さそうである。それは、「量」として視覚化できるからだ。後者の方は視覚化できない。星の王子さまは、「見えないものの方が大事なんだよ」と言っている。われわれのまわりは見えないものだらけである。

2024年3月12日 (火)

イメージ

絵画や音楽に触れて、人はさまざまなイメージをいだく。チェロの名曲「白鳥」は、岩盤浴ミュージックの定番だし、ヨハン・シュトラウスの「ラデツキー行進曲」はパチンコ屋の新台入れ替えのお知らせ音楽である。新たな発見がここにはある。アートは万人共通の財産だから。

2024年3月11日 (月)

視覚

「落ち着いて見える」と言われて、そうは思ってはいないこともある。逆に人を見ると落ち着いて見えたりする。そのことを伝えると、相手もそうでないと答えたりする。人はみな一様であり、せいぜい歩き方の速い遅いがあるくらいなのだとそのとき知る。人は演技者、という言葉が思い出される。

2024年3月10日 (日)

お面

子どもがアニメのお面をかぶっている。お面の下は子どもだと分かっていて、子どもの顔を想像してもそうは見えない。視覚が優先している。大人がかぶっているお面とはなんだろう。人を見るときも、見られているときもお面とお面とが会話している。

2024年3月 9日 (土)

思い通り

思い通りにいくことなどほとんどない。交差点の信号はいつも赤だ、たまに青信号が続いても不安になったりする。思い通りの品物を手に入れてもどこか不足が見つかる。そのおかげで次の欲望が芽生えるとも言える。10回に1回でも青信号が続いたらよしとしよう。いちいち不満を引きずっていたら心が不満でいっぱいになってしまうかもしれないからだ。

2024年3月 8日 (金)

能力

スマホ待ち受け画面にいくつかのアイコンが並んでいる。電話・電卓・PayPay…などなどいくつかある。それらは何を意味しているかというと、自分の能力の数。よくもこれだけの機能を使いこなせていることか知れない…などとちょっと胸をそらせたりする。もっとアイコンが多い人もいるだろう。私には私のささやかな能力があるのだ。

2024年3月 7日 (木)

天気予報

天気予報に関心がある人の心は未来に向かっている。明日はどんな天気になるか、あさっては、一週間先は…近い未来、中くらいの未来、遠い未来へとすでに自分を投げかけている。その天気のもとですでに暮らしている人である。ラジオでしきりに天気予報を流すのは、あなたの未来、どうお過ごしですか?と繰り返し問いかけているのかもしれない。さて、明日はどう生きるか。

2024年3月 6日 (水)

したい、する

人は、のんびりしたい、とか、旅行したいなどと「したい」ことを語る。その場合、「したい」だけであることが多い。実行することは少ない。ところが話をしただけで、「仕事はどうするのだ」、「いつ出発する」などと聞かれて困ることがある。実行したつもりになって語りを楽しんでいるにすぎない。これが夢である。一方で、「する」と言ったときは決定している。私たちの頭の中は「したい」ことでっぱいになっている。せめて夢を語ることで楽しみたいものである。

2024年3月 5日 (火)

季節

季節は確実に変化している。ゆるやかだから気づきにくい。朝早くから明るくなることでそれが知れる。私たち人間も自然の一部だから変化し続けているに違いない。それは久しぶりに会う友達の言葉のなかでそうと知らされる。歳とったな、と言う言葉がそれを語っている。成長したねと言ってほしいものだ。

2024年3月 4日 (月)

元気

「元気を出せ」と言われても出るものではない。言われれば「ハイ!」などと殊勝な返事を返してしまう。そう宣言したものの、やはり出ないものは出ない。どうしたら元気は出るか。それは自分の心情が理解されたときであろう。逆説的ではあるが、「元気が出ない」という心情を理解さえしてくれれば元気は出るのだ。

2024年3月 3日 (日)

前向き

私たちはしばしば過去を振り返る。それは反省と悔いの日々であった。今になれば同じことだと知りつつ後ろを向いてしまう。しかし目は前向きについている。せっかく前につけてくれたのだから、前だけを向いて歩いて行こう。

2024年3月 2日 (土)

進む

卒業や交代の季節だ。子どもたちは小学生から中学生、卒業…などと進む姿は目に鮮やかである。ところが大人はどうだろう。進んだ姿は目に鮮やかとはいかない。にもかかわらず一日一日と進んでいるはずである。身体はともかく、精神だけは進んで行こう。人間の成長はとどまるところを知らないからだ。

2024年3月 1日 (金)

意のまま

ものごとが意のままに進んだら愉快なことだろう。赤ちゃんがガーゼのハンカチを落とす。それをお母さんが拾って赤ちゃんに渡す。赤ちゃんが落とす。お母さんが拾って渡す。それを飽きずに繰り返している。自分の行動したことで、相手を動かすことができる。赤ちゃんは万能感に浸っているに違いない。母親は社会の代表者だから、自分が行動を起こせば他者に影響を与えることを実感しているのだ。こうして、子どもは自分の行動に喜びを見出すことになるのである。

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