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人は誰でも時代という様式の中に放り込まれている。つまりはそれが当たり前になっており、気づくことができないでいるのだ。優しい家庭で育てられれば優しい子に育ち、いつも戦闘状態にあるような家庭に育てば、戦闘状態が普通となるということだ。前者は、戦闘状態を経験せずに成長し、後者は優しさが欠如したまま成長する。いずれにしても欠如となる。程よい家庭はいったいどこにあるのか。