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われわれの心の奥底には矯激と見えるマグマが存在している。放出する機会を狙っている若者たちは一縷の望みをいだいて、バンドの激音に身を投じて頑迷固陋な世界を嗤っているのだ。その爆音の向こうに、忘れかけた私たちの無意識が見え隠れしている。